スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
* by スポンサードリンク * * - * - * - *
Calendar
Search
新着
カテゴリー
最近のコメント
過去ログ
管理人
QR Code
お奨め?
Links
Others
|
DayDream白昼夢とは限らない・・・・。
2018.07.08 Sunday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
* by スポンサードリンク * * - * - * - *
2007.01.08 Monday
布汁椀 入れ子 古根来塗り
眺めているばかりでは仕方ないので、漆のお椀を1セット買ってみた。 まともな木地をきちんと下地仕上げをすると輪島塗だと加飾なしで1万円以上はする。蒔絵などが入ればその2倍、3倍はする。 ネットでも多数販売しているが、木地の厚さとかなんといっても現物をじっくり見たいということもあり、暮れに新宿伊勢丹の和食器売場を見て廻った。 3千円くらいから漆器のお椀があるが、品質表示(素材、下地、塗りの種別)がないものが多いのでこれはダメ。もう少し高い価格帯になると無地でよさそうなものがあるにはあるが、大きさが合わなかったり、蓋付きだったりする。蒔絵のあるものはすぐに桁が上がり、2、30万円のものはざらで100万円以上のものも多数あった。もちろん、これらには縁がない。赤木明登作の無地のお椀もあったがこれはたしか3万円以上もしたので予算の想定外。というわけで伊勢丹での購入を諦める。 で、結局ネットで購入した。購入したのは「布汁椀 入れ子 古根来塗り」というもの。リンク先の紹介文のとおり「価格は高いし、扱いが難しそう。使い方で失敗してダメになるのが怖い」人向けのもの。 入れ子で3つのお椀で14,175円というのは1つあたりだと5千円以下なので少し安いが、木地が中国産で塗りが輪島ではなく根来なのでそんな価格に抑えられるのではないかと思う。根来塗りは黒漆の地に朱漆をかぶせたもので本来は使っているうちに上塗りの朱がはげて下の黒が見えるというものであるが、最初からそのように見せているこのお椀のような塗り方も根来塗りという。 高台(お椀の底の支え部分)が高くなく、布の補強は購入条件に合っているのでこれにした。 一番大きいのはご飯、真ん中のは汁椀、小さいのは今のところぐい飲みに使っているが、ぐい飲みは左の写真のでもそのうち欲しいな、と思っている。 2006.12.23 Saturday
「人間国宝 松田権六の世界」
「人間国宝 松田権六の世界」 公式サイト
東京国立近代美術館工芸館で開催中の「人間国宝 松田権六の世界」を見て来た。 松田権六の名前を知ったのはつい最近、偶然手にした「うるしの話」がきっかけ。その後、いろいろ調べてみるとこの人の漆芸界での功績というのは相当すごいということがわかった。しかし漆芸の世界は例えば陶芸と比べてもかなりマーケットが小さいのか、図書館での関連蔵書数は陶芸の1割にも満たないようで、最近の作家を除くと近代の陶芸はほとんどが松田権六に関係してくる。 展示会でどの程度の数の作品が見られるのか全く分からなかったが、チケットを格安で入手したので試しに行ってみた。入場前の懸念は無用だった。松田権六以外にも彼に影響を与えた師あるいは弟子の作品、修復や発掘に関わった楽浪郡の遺跡の実物、尾形光琳、中尊寺金色堂(これはさすがに写真・・・)など、権六に関係した作品が集められていた。 権六の作品となると大型の蒔絵作品が有名であるが、今回は茶碗や棗(なつめ。茶道具)など、多少身近なものも多く展示されていた。しかし茶碗ひとつにしてもいかにも高価そうだったが・・・。 図録は2000円だったが、A4版で195ページの大部なもの。これを求めるだけでも行く価値がある。チケットはもう1枚あるので終了までにもう一度見に行きたい。 2006.12.16 Saturday
赤木明登「漆 塗師物語」
赤木明登「漆 塗師物語」を読んだ。塗師は「ぬし」と読む。 赤木は1962年生まれ、1997年ドイツ国立美術館「日本の現代塗り物十二人」に選ばれている。どうしてそんなに早くに選ばれたのか、数ある職人のうち、どうして彼が有名なのか。しかもその作品はごく普通でそれほど高価でもない。お椀で15000円くらいであり、通常の輪島塗の平均的な価格。 というわけでぼくの中ではかなりの有名人だったので27歳でマスコミの世界から職人修行を始めた修行記録に少しだけ興味があった。 人との出会い、人のネットワーク、そして夫婦の絆。そんな少し背中がむずかゆくなる台詞が自然と浮かんでくるような記録であった。出版界の派手な生活、毎日午前様、そんな生活に決別して何の縁もコネもない塗り物の世界に唐突に飛び込むことは本人の勇気はもちろん、展示会の企画が職業で職人とはなんぞやというものをある程度分かっていた家族があってのことであろう。 朴訥な親方、岡本進さん、紹介してくれたお寺の住職、そしてこの世界へのきっかけを作った角偉三郎。なかなか個性的な人と田舎の人のつながりが読んでいて気持ちが良い。年季明けの94年に「日本の現代塗り物十二人」の候補になるのも角偉三郎あってのこと。 しかし職人はよく酒を飲むなあ。 2006.11.22 Wednesday
漆(うるし)の本(その2)
2006.11.19 Sunday
漆(うるし)の本
漆(うるし)についての本をいくつか読んだ。
山や、ハイカーにとって里山に生える漆の木は嫌われ者である。かぶれるから。家にあるお椀もたぶんみんな樹脂性のもので、漆には全く縁がなかった。 最近、漆器のウルシが乾くという事象が水分蒸発ではなく、化学反応・酸化であるということを聞いて、ほう、と思っていくつか本を探してみた。
P.S 2006/12/10追記 「漆芸界の巨匠 人間国宝 松田権六の世界」が12月19日から東京国立近代美術館で開催される。詳細はこちら。 |
(C) 2024 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.
|