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DayDream白昼夢とは限らない・・・・。
2018.07.08 Sunday
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2018.04.22 Sunday
沢野ひとし「人生のことはすべて山に学んだ 沢野ひとしの特選日本の名山50」
日本百名山に対抗したわけではなく、氏にとっての思い出の山をまずは簡単な説明とそこを歩いた時の記憶の断片でつづる。他の作品で読んだエピソードもあるが、それが書き方によってかなり印象が変わる。「山の時間」では入山から下山までカバーしているが、山頂まで行く手前で話が終わることも多いが、不満が残るわけでもない。ソフトな印象が良い。名山の50番目には地元の七国山が登場。
2018.04.22 Sunday
沢野ひとし「山の帰り道」
先日読んだ、沢野さんの「山の時間」が良かったので、同じ沢野さんのを読んだ。
山そのものというよりも地元で山を思う感じのものが多い。お住まいが町田というのは知っていたが、町田市でも多摩ニュータウンに近い七国山のあたりのようだ。山が好きで酒はさらに好きということがよくわかる。 2018.03.21 Wednesday
沢野ひとし「山の時間」
沢野ひとしは椎名誠のエッセイに登場するとただのうすらばか、という役回りになるのだが、本人が語る本はなかなか味わいがあって好きだ。本業は(椎名誠専属?)イラストレーターなので寡作であるが、出ている本はほぼ読んでいる。特に山のエッセイはどれも味がある。昔は自分の話が中心だったが、子供が大きくなり、いろいろあったけど、いまや自分よりもぐいぐい山や岩に向かう息子が登場することが多い。こういう話を読むと男の子っていいなあ、と一瞬だけ思うが、たいていは親の思い通りには子供は育たない。 再び山に行きたいと思わせる本である。 2018.01.14 Sunday
中村清太郎の「祖父ヶ岳と鹿島槍ヶ岳」
中村清太郎の「祖父ヶ岳と鹿島槍ヶ岳」という油彩を入手。
祖父ヶ岳とはもちろん爺ヶ岳のことである。 大きさは、F4号(333mm×242mm)と「立山圏谷面」(F12号 606mm×500mm)よりはかなり小振りであるが、爺ヶ岳と鹿島槍のセットなのがいい。やわらかい爺ヶ岳と鋭い鹿島槍の組み合わせは昔から好きなので、自分のホームページのトップ画像にも使っている。 爺ヶ岳と鹿島槍には雪形も描かれていて、手前のたぶん小熊山の稜線の緑と相まって春を感じさせる。 春の爺ヶ岳と鹿島槍の絵は広瀬和之という画家のものも持っている。こちらはさらに小振り(SM号 227mm×158mm) 広瀬和之「安曇野」 中村清太郎の絵は、鷹狩山の山頂付近から、広瀬和之は長峰山のふもと付近からだろう。ちなみに下の写真は安曇野の松川からのもので、広瀬の絵とほぼ同じ角度。 中村清太郎の絵は入手時の額物裏面には「記念品・親和会」「昭和40年2月」の記載があるが、経緯や由来は不明。額縁内部の抑えの板には「祖父ヶ岳と鹿島槍ヶ岳 中村清太郎」の文字があるが、画伯の署名かどうかも不明。額装はし直ししたが、署名は画伯本人のものであれば貴重なので、新しい額でも抑え板として収納した。 額装しなおした 「立山圏谷面」と並べる 広瀬和之の絵と「祖父ヶ岳と鹿島槍ヶ岳」 オリジナルの額の裏面 画伯の署名? 雪形 安曇野松川からの写真。広瀬和之の絵と同じ方角 鷹狩山からの展望図(カシミール3D) 中村画伯の絵と同じ方角 P.S 広瀬和之氏はSMサイズで同じ絵を多数書かれているようで、上記「安曇野」もほぼ同じものが多数のサイトで見かけられる。細部は異なるので印刷や複製画ではないようだ。 中村清太郎の絵 2015.01.24 Saturday
伊藤正一「定本 黒部の山賊」
北アルプスの雲ノ平と言えば、伊藤新道の伊藤正一さん。昭和39年に刊行された「黒部の山賊」が定本となって2014年に出版された。表紙は一目でそれと分かる畦地梅太郎の版画。1923年生まれの伊藤さんは90歳を超えるがまだまだ元気。高瀬ダムによってバスもなくなり、廃道になってしまった伊藤新道の復興をまだ狙っている。 そんな伊藤さんが黒部源流地域を開拓した昭和20年代から30年代初頭にかけての山賊(猟師)たちとの交流録である。彼らがあの水平歩道(旧日電歩道。今は立山黒部アルペンルートになっている資材運搬用道路を作るためのそのまた資材運搬道路の一部 )を開削したそうだ。足元は200mの絶壁で歩くだけでも怖い道を鑿だけで開拓できたのは彼ら以外には居なかっただろう。あれがなければ黒部ダムもできなかったわけで、下界では暮らせない彼らが下界で使う電気の元を作ったわけだ。 副題に「アルプスの怪」とあるようにここには科学では説明できない怪奇現象や超常現象も多数収録されている。 人の3,4倍の速度で山を歩き、カモシカ1000頭、クマ300頭を仕留め、歩きながらイワナをどんどん釣り上げる山賊たち。初期の雲ノ平と黒部源流の景色が行ったことのない人の頭にも思い浮かんでくる。 本書は名著の復刻なので、その後に発生した事件にはあとがきなどでも触れていないが、伊藤さんが経営する山荘のひとつ三俣山荘については、以前林野庁との間でトラブルがあり、一時は山荘撤去の危機にあったことを記憶している。山荘側の主張であるが、主な内容はこちらに記載されている。 2014.10.30 Thursday
山と溪谷 田部重治撰集
「新編 山と渓谷 (岩波文庫)」の電子版かと思ってkindle版を購入したら、底本が違った。編集者によるあとがきを見て初めてわかった。どおりで全く記憶にない文章が多かったわけだ。おかげでゆっくり読むことができた。 それにしても昔の人の足の速いこと。上高地を未明に出発して槍ヶ岳日帰りなんてことを登山道もなく梓川を遡行しながらやっている。しかも、それは靴ではなくて草鞋のおかげだという。当時の靴がどんなものかわからないが(草鞋も当然知らないが)。 剱岳や鹿島槍には何度か案内人の長次郎を伴っている。長次郎谷に名を残すあの長次郎である。彼の岩場や雪渓での間違いのない見極めには田部も感嘆しきり。長次郎谷の隣にある平蔵谷は当然、佐伯平蔵が開いたためと思っていたが、実は長次郎のほうが早かったという。 2013.10.19 Saturday
志水哲也「日本の幻の滝」
先日読んだ著者の「生きるために登ってきた」で存在を知った写真集「日本の幻の滝」を見てみた。 知床、白神、飯豊、奥利根、尾瀬、菅平、立山、剣沢、大台ケ原、屋久島の滝をテーマにした写真集である。 観光客が歩かずに見られるのは立山の称名滝と船から見られる知床の滝あたりだろうか。ぼくも大昔、観光客のひとりとして称名滝と知床の滝を見た事実は覚えているが、その時の印象などはすっかり忘れている。 直前に読んだ「生きるために登ってきた」の中でこれらの滝を撮影するための苦労が書いてあり巻末の解説にも掲載されているので、ぼくのような沢の素人が見てもプラスアルファの楽しみがある。 水量豊かな表紙の滝は尾瀬の三条の滝。雪解け水を集めた最盛期の落差130mの滝の様子である。 「三条の滝に比べたら、日光の華厳の滝なんて、子供だましだね」と父が昔よく言っていたのを思い出す。華厳の滝は落差97m。あれより高さが30mも高く、幅は何倍もある。 そういえば華厳の滝も小学校の修学旅行で見ました。 |
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